ヘルスリテラシーとは

リテラシーとはもともと”letter”=「文字」を由来としていて、文字の読み書き能力を表す言葉です。それとヘルス=「健康」と組み合わせることで、健康情報を入手して自分で理解・判断できる能力のことをヘルスリテラシーと言います。

このヘルスリテラシーにも大きく3つのレベルがあるので、今回紹介できたらと思います。

機能的(functional)ヘルスリテラシー

日常生活場面で役立つ読み書きの基本的能力をもとにして、健康リスクや保健医療の利用に関する情報を理解できる能力。

相互作用的(interactive)ヘルスリテラシー

より高度なもので、人とうまく関わりながら情報を入手したり意味を理解して、変化する環境に対しては新しい情報を適用できる能力。

批判的(critical)ヘルスリテラシー

情報を批判的に分析し、健康を決定している社会経済的な要因について知り、社会的政治的な活動ができる能力。

このようにヘルスリテラシーにも段階はありますが、自分自身の健康や誰かに正しい情報を届けるためにも情報を選択できる能力を身につけられると良いですね。